八ツ沢発電所

八ツ沢発電所のサムネイル写真

重要文化財に指定された20箇所の発電所関連施設と土地は約14kmにおよび、我が国の重要文化財の中でも最大規模!

 八ツ沢発電所は山梨県の東部に位置し、富士山を源とする桂川より年間を通して豊富で安定した水量が確保できます。
 明治45年(1912年)に発電所の運転を開始しましたが、建設当時は東洋一の規模を誇る発電所で、大正から昭和初期には国指定の教科書に写真入りで掲載されたこともあります。
 「八ツ沢発電所施設」(山梨県大月市駒橋~山梨県上野原市八ツ沢)は、2005年12月27日の官報告示により重要文化財として指定されました。

最大出力:42,000kW
発電形式:水路式
水車形式:横軸フランシス 4台
最大使用水量:41.74m3/s
有効落差:118.86m(2号機)
発電開始日:明治45年7月

 

イチ押しポイント!

 重要文化財(建造物)指定基準では、「技術的に優秀なもの」と評価されており、八ツ沢発電所は、個々の価値よりも以下の理由により水系全体として大きな価値があると評価されました。
 「日本で最初期の都市部への大容量長距離送電用発電施設(取水口施設やトンネル,調整池などの構造物)はほとんどが建設当時のままセットで残っている」

八ツ沢発電所

お問い合わせ先
東京電力リニューアブルパワー株式会社
甲府事業所(広報・渉外担当)
〒407-0015 山梨県韮崎市若宮1丁目8−21
TEL 0551-37-2172 FAX 0551-37-2049

【東京電力リニューアブルパワー株式会社】
https://www.tepco.co.jp/rp/
アクセス方法
中央自動車道「上野原IC」から約3km
JR中央本線「上野原駅」から約2km

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